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    Lカップルの明るい老後

    今、我が家ではちょっとしたムーミンブームだ。

    子供時代の私のアルバムの写真を見た彼女が
    「子供の時、ミイみたいな女の子だったでしょう。
    男の子をアゴで使ってたって感じ」
    そう言いだしたことから始まって
    何かっていうと、私のことを「ミイ」「ミイ」呼びだしたのだ。
    確かに、時々私はとても辛辣だ。

    一方、子供の頃にリアルタイムで最初のテレビ放送を見て
    スナフキンの自由と孤独にキュンとしていた過去もある私…
    振り返れば、実はあれが初恋だったかもと思い返した。

    そうなると、自然に目にはいるのか、
    二人して、街で見かけるムーミングッズも気になったりして、
    キャラクター商品なんて普段買ったこともないのに、マグカップを買ったり、
    ノベルティのスープカップ欲しさにカーネルおじさんのところに行ったりした。

    バラバラな人たちがマイペースにかかわりあって
    あれこれ事件なんかも起きて大変なんだけれど
    それでもみんなそこで生きてていいんだって………
    そんなムーミン谷の世界観を創った作者
    トーベ・ヤンソン

    その名前は、子供のときから(40年間以上も)知っていたけれど
    彼女自身については、何も知らないよなと調べてみると………

    トーベ・ヤンソンの隣には
    トゥーリッキ・ピエティラという女性がいた。
    「親友」「学友」「共同制作」「島での休暇を一緒に過ごす」
    なんて言葉にも、充分それらしいものを感じとれるけど
    いろいろたどっていくと
    「生涯のパートナー」とか
    「私生活でのパートナー」とか
    そういうはっきりした表現で二人のことを書いてあった。

    トゥーリッキは、『ムーミン谷の冬』に登場するトゥーティッキーのモデルともなっていて、
    また、トーベが来日した時には同行もしていたという。
    無人島の暮らしや海外への旅行なども映画作品として残っていて
    二人のことはある程度オープンだったろうに
    今まで、全然知らなかったのは我ながら不覚。

    でも、自然に興味を持って、惹き付けられて、
    こういう発見に今導かれるのは、とてもうれしい。
    魅力的な有名人が女性を愛する女性であると知ることは、
    少数派を自覚する私をほっとさせて、元気づけてくれるものだ。

    ただし、トーベとトゥーリッキの場合にはそれだけじゃない。
    一番大きいのは、(単体じゃなく)カップルとしての姿を見せてくれること。
    生活も仕事も遊びも二人で創った足跡が垣間見え
    そして、老齢まで一緒に年を重ねた二人だということ。

    ふと、自分たちの将来を思う時
    二歩、三歩と先を歩く同性愛のカップルの姿に触れられたらと思うのに
    「そして、おばあさんとおばあさんは末永く一緒に暮らしましたとさ」という
    実例を私はまだ見たことがなかったから。
    若くてキラキラのイケテルゲイカップルやビアンのカップルは
    たぶん日本でもどんどん人の目に触れることになるだろうけれど
    中高年のビアンカップルは、これからもなかなか表には出てきにくいだろうと思う。
    やはり、自分も年齢を重ねて気がついたことだけれど
    「年齢・老いに対する差別」って確かに根強く存在していて、
    明るいビアンカップルの老後って
    なかなかリアルにはイメージできないって自分自身でも思っていたから。

    そんななかで、トーベとトゥーリッキは、
    その「おばあさんとおばあさんは……」を体現しているようで、
    だからこそ、素晴らしいなと思う。
    二人ともアーティストだから、ぶつかることもあっただろうけれど、
    残ってる二人の写真を見ると
    「ああ、かっこいい! 素敵に二人で生きたんだな」って、
    ただ、素直に感じ入ってしまうのだった。

    私たちも、あんなふうになっていたいな。


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      私にとって一番大切なものは
      「愛と自由と平和」
      当たり前にあるべきものと
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      それを脅かすものとは
      時には、戦う必要があるのかも
      ならば、戦わなきゃね!
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