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    清く正しく美しく

    土曜日の夜
    ゆみこちゃん(宝塚雪組 彩吹真央さん)のお茶会に行ってきた

    宝塚の「お茶会」とは
    個々の生徒(スター)さんの会(私設ファンクラブ)が
    主催するファンの集いのこと
    公演中に一度、ホテルの宴会場などにファンが集まり
    そこに、お目当てのスターさんを招き
    スターさんのお話を聞き、1~2曲歌が聞け
    握手会や撮影会があったり
    クイズやプレゼントコーナーがあったり.........
    その規模はスターさんのキャリアや人気でずいぶん違うけれど
    舞台以外で、宝塚のスターさんと触れ合える
    ファンにとっては、とても貴重な機会だったりする

    私自身は、もうずいぶんとゆるいファンだし
    以前熱かった時でさえ
    握手やらスターさんとの写真は気恥ずかしいし
    お茶会に大枚払うくらいなら
    公演を一度多く見た方がいいと思うようなタイプだったから
    長い宝塚ファン生活の中でも
    お茶会に行った数は10回を超してはいないと思うし
    この前最後に行ったお茶会から
    もう5~6年はたってると思う
    もちろん、ゆみこちゃんのお茶会に行ったこともない

    そんな私だけど
    しばらくやりとりもなかった古いヅカ友達から、
    「ゆみこちゃんのお茶会に行かない?」
    というメールを、わりと唐突にもらった時
    なんだか、『これは行かなきゃ!』という気持ちになったのだった

    私にとっては納得のいかない『人事』で
    ファンとしては、惜しくて淋しい彼女の退団を
    (それを知った時の過去記事
    ちゃんと見送りたいなと思ったのだった

    16年間宝塚を愛し続け、男役を極めて来た
    ゆみこちゃんに対する敬意やら愛を
    私自身として、示したいなという思いがあった


    当日、午後の部の公演を見て
    有楽町から赤坂の会場ホテルに、慌てて移動した
    会場にたどりついてみると
    受付前もグッズ販売のテーブル前もトイレの列も
    とにかく人であふれている
    そして、会場の中も.........
    広い部屋の中シアター形式にぎっしりと並べられたパイプ椅子
    自分の席を探して、先に到着していた友人とあった瞬間
    「すごい人数だね! トップさんのサヨナラだって
     もっと少ない人もいるんじゃない?」
    つい、一番にそう言ってしまったほど

    ゆみこちゃんは、お芝居+ショーのハードな公演を
    その日2回終え、衣装とメイクを代えてからやってくる
    だから、到着までの待ち時間がけっこう長い
    その間に、過去のお茶会で歌ってる様子などが
    スクリーン上映されたのだが
    それが、聞いていてとっても素敵だったから
    待ち時間も、そんなに苦にならなかった


    そして、とうとうご本人登場!

    先ほどのスクリーンに
    リアルタイムのゆみこちゃんが大写しになる
    遠くて見にくい席の人に対する思いやりだった

    ゆみこちゃんは、清しく美しかった

    そして、ずっと優しい笑顔をたやさなかった
    「ファンサービスも仕事のうち」
    そんな営業スマイルとはちがう............
    ゆみこちゃん自身が、
    このファンと共有する最後のお茶会という時間を
    とても大切なものと考え
    胸に刻もうとしてるかのような表情を
    時々浮かべていた

    今、彼女が感じている誇りや幸福感を
    真摯な言葉で語りながら
    ファンが感じているだろう淋しさや無念さの方を
    むしろ、やさしく気遣ってくれる言葉..........

    この人数だから、「まさか」と思っていた
    一人一人との握手も
    本人の希望ということで行われた

    疲れてるんだろうから
    握手なんてしてもらうの申しわけないとか
    その時間に、もっとトークにあててもらったほうが........
    なんて、つい思ってしまったけれど

    ゆみこちゃん自身のファンに対する思いと
    私よりも何十倍も強い思いで
    ずっとゆみこちゃんを応援してきた本当のファンの方々の思いを考えると
    一人一人が直に触れ合える最後の機会だって
    本当に大切なものにちがいないのだ

    立ち位置を、握手をする座席の列ごとに移動しながら
    一人一人にきちんと(ゆみこちゃんっぽい)笑顔を向ける
    ゆみこちゃんの姿には、本当に頭が下がる

    そして、クライマックスは
    やっぱり彼女の歌だった

    公演中のお芝居の中で銀鏡で歌った曲
    『退団を思いっきり意識したような歌詞』の曲を
    「劇中のエクトールとしてではなく
     彩吹真央として歌います」
    彼女は、そう言ってから歌いはじめたのだ

    ゆみこちゃんの美しく暖かい声で
    別れるものへの愛を
    この状況で歌われてしまったら

    だめ..........
    オバサン、もう涙ぼろぼろだし...........
    会場中あちこち、すすり泣きが聞こえるし
    ずっと笑顔を絶やさなかったゆみこちゃんも.........

    でも、「明日も公演だから、目がはれたら大変!」って
    すぐに、涙をぬぐって気丈に笑顔をつくる

    なんて、偉くって、強くって、いじらしいんだろう!

    その空間にいて
    ゆみこちゃんからファンへの愛と
    ファンからゆみこちゃんへの愛と
    その両方を、とても深く深く感じた

    今回の退団については
    「ゆみこちゃんを応援してきたファンもかわいそう」
    そう、私は思ってきたけれど

    ある意味羨ましいとさえ思わせるほどに
    ゆみこちゃんのファンへの愛は
    いっぱいいっぱい溢れていた


    今までだって
    劇団の経営方針やら人事のやり方には
    心を痛めたり、うんざりすることがいっぱいだった

    それでも、その度に
    生徒さんの健気さやファンの暖かさに触れて
    『宝塚にしかない何か』をやっぱり感じて
    宝塚を愛することをやめられないのだ

    「ゆみこちゃんが辞めたら
    また、ぐんと観劇回数が減っていくんだろうな」
    今回のことで、そう思っていたはずなのに

    そのゆみこちゃん自身が
    とても宝塚を愛してるから
    それが、まっすぐに伝わってくるから

    私の中の宝塚への愛も
    またしても
    息を吹き返したようにふくらんできたようだった


    『清く、正しく、美しく』
    彼女達は、本当にそんなふうに存在している
    それを、また思い出させられてしまったから



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      ならば、戦わなきゃね!
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